【MySQL】日付を操作したい
状況
指定範囲の期間でレコードを絞り込みたい。たとえば、きのう、先週、先月。
解決
日付操作用の関数を組み合わせる。
DATE_SUB
、YEARWEEK
、DATE_FORMAT
などなど。
コード
CREATE TABLE articles ( id int, title varchar, created_at date )
本日から8〜14日の間に作成されたレコードを取得する。
SELECT * FROM articles WHERE date = BETWEEN DATE_SUB( CURRENT_DATE(), interval 14day ) AND DATE_SUB( CURRENT_DATE(), interval 8 day );
あるいは週番号を西暦につなげて返すYEARWEEKをつかえばもっと簡単だ。
SELECT * FROM articles WHERE YEARWEEK(date) = YEARWEEK( CURRENT_DATE()) -1;
このときYEARWEEKは直に引き算できる。
SELECT YEARWEEK(CURRENT_DATE())-1; -- 201826 (2018/07/12時点)
ハマりポイント
除算できない形式に対して除算してしまう。返り値がおかしくなるかエラーになる。
例:yyyy-mm-dd形式の文字列を除算する
SELECT DATE_FORMAT( CURRENT_DATE(), '%Y-%m-%d') -1; -- 2018-07-12 ではなく 2017が返ってくる!!!
だが次の場合は期待する結果が得られる。日付フォーマットからハイフンの区切りを省いた。
SELECT DATE_FORMAT( CURRENT_DATE(), '%Y%m%d') -1; -- 20180712 - 1 => 20180711 (^^)
さらに年月も計算できる。
除算
SELECT DATE_FORMAT( CURRENT_DATE(), '%Y%m') -1; -- 201807 - 1 => 201806 (^^)
加算
SELECT DATE_FORMAT( CURRENT_DATE(), '%Y%m') +1; -- 201807 + 1 => 201807
雑感
うっかり文字列の日付を直に演算してバグらせてしまった。何がおかしいのかしばらくわからなかった。正しいと思っているコードのおかしい箇所に気づくのはむずかしい。
【Ruby】文字列からURLを抽出する
状況
平文に含まれるURLを抽出したい。関係ない文字は省きたい。
解決
URI.extract
を使う。
コード
require 'open-uri' urls = [] Articles.all.each do |article| urls << URI.extract(article, ["http", "https"]) End
雑感
これはとても便利なメソッドで、ふつうの文章に紛れ込んだURLをしっかりと抜き出してくれる。クローラー作るときに便利に使える。
【Ruby on Rails】DBからユニークなデータを配列で取りたい
状況
テーブルの任意のカラムから重複を省いた要素を配列で取り出したい。
解決
pluck()
してcompact.uniq
する。
コード
ids = Music.where(is_favorite: true).pluck(:id).compact.uniq
雑感
あえてidを配列で取得してからActive Recordsに渡して絞りまなければならない場合、こうすればうまいこと一意なidを取り出せる。
【Ruby】配列または文字列どちらも受け取れる関数を作りたい
状況
成り行きで関数に文字列と配列の両方が入ってくるコードができあがった。配列が来たらeach
で回して要素を処理すればOK、と思っていたら引数が文字列の場合にエラーが出た。両方対応できるようにしたい。
解決
instance_of?(Array)
を使って配列を判定する。引数が配列のときにtrue
を返す。
コード
引数を受けて配列なら要素べつに処理、文字列ならそいつ自身を処理して配列を返す関数にできる。
def do_stuff(chunk) ret = [] if chunk.instance_of?(Array) chunk.each do |element| # do something ret << hogehoge(element) end else ret = fugafuga(chunk) end return ret.present? ? ret.flatten.compact.uniq : [] end
雑感
こういう処理は、有名なモジュールのソースコードをみればうまい書き方が学べる気がする。「こういうときはこう」というベストプラクティス的な書き方は知っておくと役に立つ。
あと、配列変数を宣言したあとでarry << ['hoge', 'fuga']
とすると、
[['hoge', 'fuga']]
みたいに配列がネストするのでフラットにしてから返している。なんだけど、もっとうまいやり方ありそう。
【Ruby】配列をずっと循環させる
状況
バッチ処理などで指定時間のあいだずっと配列をぐるぐるループしつづけていたい。
コード
cycle
をつかう。
['apple', 'banana', 'orange', 'peach', 'grape', 'pineapple'].cycle do |fruit| p "I like #{fruit}" end
cycle(3)
のように回転数を指定することもできる。このとき3回転する。
参考
わかりやすく、詳しい。
[Ruby] cycleメソッド(Array)の使い方 | qs Developers
雑感
バッチ処理でたくさんあるデータをぐるぐる回していたい。指定の時間が来たらプロセスはいったん終了される。そしてまた再度プロセスが実行される。その繰り返しがつづく。具体的にはループさせたかったのはテーブルのカラム名だった。カラムごとにデータを処理するために、その名前を配列にして循環させたかった。わざわざ循環させたかった理由は、小刻みにでもすべてのカラムのデータを処理していきたかったからだった。
【デバッグあるある】渡しているはずの引数が存在しないことになっている
状況
関数とかに確実に渡しているはずの引数の値が空(undefined または nil とか)だと怒られる。 呼び出し元では変数に値が入っている。原因がわからず途方にくれる。
原因
変数に値が入っていると確認した呼び出し元のコードの後続の行のどっかで同じ変数名を空の値で上書きしている。
雑感
該当の変数に値が入っているかどうかだけに注意をうばわれて、他の可能性が目に入らなくなるという現象。